腱鞘炎(ドケルバン病)

- 親指を動かすと手首に強い痛みが出る
- 物を持つだけで手首に負担を感じる
- ペットボトルのフタを開けるのがつらい
- 子どもの抱っこで手首が痛くなる
- 湿布やサポーターをしてもなかなか改善しない
- 注射をしたが、また痛みが戻ってしまった
腱鞘炎とは?
ド・ケルバン病は、親指を動かすための腱と、その腱を支える「腱鞘」という通り道との間で摩擦が起こり、炎症を引き起こす疾患です。
特に親指を開く・持ち上げる・ひねる動作で強い痛みが現れ、手首の親指側に鋭い痛みや腫れを感じるのが特徴です。フィンケルシュタインテストで強い痛みが誘発されるケースも多く見られます。
産後の女性、スマートフォンを長時間使用する方、手作業の多い職業の方に発症しやすく、症状が進行すると、ペットボトルを開ける、子どもを抱き上げる、コップを持つといった日常動作さえ困難になることがあります。
しかし、ここで一つの重要な視点があります。
同じように育児をしていても、同じ仕事で手を使っていても、症状が出る人と出ない人がいます。
腱や腱鞘の構造自体は誰にでも存在するにもかかわらず、なぜ「今のあなたの手首」にだけ炎症が起きてしまったのでしょうか。
実は、単純に「使いすぎ」だけでは説明できないケースも少なくありません。
手首だけでなく、姿勢、腕の使い方、肩や肘の硬さ、筋肉のバランス、身体全体の負担のかかり方などが影響し、結果として親指側に過剰なストレスが集中していることがあります。
その根本的な負担の原因を見直さないまま、一時的に痛みだけを抑えても、再び同じ動作を繰り返せば再発につながる可能性があります。
だからこそ大切なのは、「炎症を抑えること」だけではなく、“なぜそこに負担が集中したのか”を丁寧に考えることなのです。
施術の特徴(施術に対しての考え)
湿布やサポーター、ステロイド注射で一時的に痛みが軽減しても、しばらくするとまた再発してしまう――。
ド・ケルバン病では、このような悩みを抱える方が少なくありません。
その理由を、今度は「線路と車輪」に例えてみましょう。
本来、列車の車輪はレールの上を滑らかに走ります。
しかし、線路がわずかに歪んでいたり、車輪に偏った負荷がかかり続けたりすると、一部分だけに強い摩擦が生まれます。すると金属は徐々に傷み、熱を持ち、異音が出始めます。
この状態で、熱を冷ましたり、一時的に潤滑剤を入れたりすれば、その場では動けるようになるかもしれません。
ですが、「なぜそこに偏った負担がかかっているのか」を修正しなければ、再び同じ場所が擦れ、やがて症状は繰り返されます。
ド・ケルバン病も同じです。
問題は単に“手首を使ったこと”ではなく、
「親指や手首に負担が集中しやすい身体の状態」が続いていることにあります。
例えば、
- 肩や腕の筋肉が過剰に緊張している
- 抱っこやスマホ操作で手首が常に捻られている
- 肘や肩の動きが悪く、手首だけで代償している
- 猫背や巻き肩によって腕の使い方が偏っている
こうした積み重ねが、結果的に親指側へ過剰なストレスを集めてしまうのです。
そのため、当院では単に患部へ刺激を加えるだけではなく、
「なぜ手首に負担が集中したのか」を全身から確認し、改善していきます。
具体的には、
- 前腕や親指周囲の過緊張を緩める施術
- 肩・肘・肩甲骨の動きを改善する調整
- 手首へ負担を集中させる姿勢や身体の使い方の修正
- 育児や仕事中でも負担を減らせる動作指導
- 再発予防のためのセルフケア指導
などを行い、炎症が起こりにくい身体の状態へ導いていきます。
大切なのは、「痛みを一時的に消すこと」ではなく、
“再び痛みを繰り返さない身体の使い方”を取り戻すことです。
ひつじ鍼灸整骨院の3つの特徴
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丁寧なカウンセリング

腱鞘炎がどの程度進行しているか、その方に寄り添ったカウンセリングをします。そして、科学的・理学的根拠に基づいた検査を丁寧に行います。
あらゆる角度から身体を細かく分析し、集めたデータをベースに施術内容を組み立てます。
とにかく揉むといった行為は行わず、しっかりしたデータに基づき施術します。 -
痛みの少ない優しい施術

ボキボキしない、優しい施術を行います。また、深い場所にある筋肉にはコンピューターでアプローチし、痛みを取り除きます。
身体に優しい施術で、身体の深層部分にまでアプローチする方法は、痛みの悪循環を断ち切り、自然治癒力をアップさせます。 -
今ある痛みだけではなく
トータルバランスを整える
腱鞘炎だけ改善するのでなく、他の場所へも痛みや不調が表れないよう、骨格・筋肉・神経3つのバランスを整える、M式テクニックで身体のバランスを整えます。
このような効果が期待できます
- 親指を動かした際の鋭い痛みの軽減
- 抱っこや家事動作が楽になる
- 「使うとまた痛くなる」という不安の軽減
- ペットボトルを開ける・物を持つ動作の改善
ひつじ鍼灸整骨院に一度ご相談ください!!
執筆者のご紹介
執筆者:柔道整復師・鍼灸師(国家資格)
ひつじ鍼灸整骨院院長 山本啓史

【経歴】
2000年 鍼灸師免許取得。
2003年 柔道整復師免許取得
その後、大阪の整骨院グループ勤務、尼崎市の整骨院グループで分院長として歴任。
2010年 ひつじ鍼灸整骨院を開業
